ヅカ初心者の雑記

宝塚歌劇団にハマりかけの干物女による雑記

『エリザベート』(1996・雪組)感想(U-NEXT)

何度も再演されている作品なのでどれをレンタルするか悩んだんですが、「初演が一番癖がない」という先人の言葉(?)を信じてこちらにしました。結果大正解だったと思います……!!
書きたいことはたくさんあるのにうまくまとめられる気がしない!

作品について

作品概要

ハプスブルク家の皇妃エリザベートの生涯を描いたウィーン発のミュージカルを、「死」トートを主人公に、小池修一郎が潤色・演出。トートとエリザベートの哀しい恋に焦点を当て、宝塚ならではの作品として96年、雪組で初演され大ヒット、各組での再演に至った。トートの妖しい美しさが男役の虚構性とマッチして、宝塚ならではの魅力を醸し出す。また自由を希求するエリザベートの心情は現代人にも通じる。
https://shop.tca-pictures.net/tcaonlineshop/shop/goods/?ggcd=TCAD-010より引用)

再演を重ね、東宝でも人気の演目らしいですね(私は.5以外の舞台に疎くて知りませんでした)。見ていてずっとドキドキしっぱなしであっという間に感じました……!

感想

一路真輝さんの全てに虜

まず私はきゅっと丸い小顔よりも面長で鼻筋がシュッとしてる顔がめちゃくちゃ好きです。加えて金髪ロン毛のイケメンに弱いので、一路さんのトートはもう、一目見てメロッメロになりました。宝塚歌劇団が提供してくれるノーブルなイケメンはいつも二次元オタクの想像を軽々と超えてきやがるぜ……!

もちろん超美しいお顔は魅力の一端に過ぎませんでした……!!少し歌われただけでその圧倒的な歌唱力がヅカ初心者の私にも非常にわかります、とにかく歌が上手いこと上手いこと(;;)
音程が合っていて声が出ている、とかそれだけの話ではなくて、歌声がとっても感情表現に富んでいて、トートの悲しみ・喜びが伝わってきました。物語中ほとんど表情の変わらないトートから、エリザベートを深く愛している気持ちが感じられるのは、ひとえにこの素晴らしい歌のおかげだと思います!

一路さん演じるトートの佇まいは他の人間とは明らかに一線を画していました。フランツ・ルドルフ・エリザベートが年を取っていったり精神的に疲弊していく中でも、トートの美貌だけは決して衰えることがない。歌声やセリフの声色はフランツと結婚したことに対してヤキモチガン焼きしてる(※主観です)のに、表情には全然出ないんですよね。
ていうか見てすぐにこのブログ書いてるのにすでにだいぶ記憶障害を起こしていて「とにかく一路さんのトートが美しかったな……」って頭がポワポワしています。これが恋??(は?)

衣装もフィナーレの白い服と途中のマツケンサンバみたいな金ぴかを除くと暗い色合いのものが多かったですが、全部似合っていて見とれてばかりでした。特に好きだったのがフィナーレの羽根背負ってるときの服・上下ワインレッドのベロア生地の服・襟の部分がモコモコしてる黒いコートです!!(語彙力)
加えて黒のロングブーツ!!はっちゃめちゃにセクシーじゃないですか!?

他の方と並んでいるのを見ると、一路さんって男役にしてはあまり背が高くないな、と感じたのに、一路さんが一人で舞台に立っているとき、映像からでもわかる人間離れしたオーラ。本当にこんなトップスターが1996年の舞台上にいたなんて信じられないです。

一路さんの元々の美麗な容姿に加えて、美しい所作と豊かな歌唱がより魅力的に見せてくれたのかなと、ずっと余韻にひたってしまいそうです……。

全員トップレベルに歌ウマ

ここまで一路さんをべた褒めしまくっちゃいましたが、他の主要スターさんも軒並み歌ウマでびっくりしました(何せ主要キャストが全員トップスターになってらっしゃる……)。
フランツ役の高嶺ふぶきさん・ルドルフ役の香寿たつきさん、どちらも深みのある歌声で、全員に歌唱力があるからこそこのド難しそうな演目を大成功に収めたんだな~と感動しました。
とにかく誰もかれも歌いっぱなしですよね?!

ユメジョ的には少女漫画的楽しみ方も全然できる

見る前は「エリザベートって重めの演目っぽいし、カタカナと歴史に弱い私が見て面白いのかな?」と考えていました。確かに物語の深い部分を考察できるような力は私にはないのですが、面食い女オタクでも「どえらいもんを見た……」と思えるほどに、『エリザベート』は表層だけでも十二分に楽しめる作品でした!
言ってしまうと、さすが宝塚なだけあって胸キュンシーンがそこかしこにありました……!!

二次元畑出身の女オタクとしては、「人ならぬ美形×巻き込まれた少女」というモチーフは軽率に萌えがちなものの筆頭だと思うんです(最近だとツイステや刀剣乱舞など)。
一路さんの演じるトートが黄泉の国へ訪れたエリザベートを見て恋に落ちるシーン、間違いなく少女漫画でしたよね!?「生きた彼女自身に愛されるため」にエリザベートを生き返らせ、それは結果としてフランツとの結婚につながってしまう。それでも人ならざる身のトートは何十年でもエリザベートを待ち続ける。彼女と「最後に踊る」のは自分であると大いなる確信を持ったうえで、最後はエリザベートにその手を掴まれてふたり天上へ向かう。
上記の流れ、ほんとシリアスめの少女漫画で絶対ありません?花とゆめに連載されてたに60000000票です……。

一番きゅんと来たのはベッドに片足を載せて足ドン、からのエリザベートの顔を掴んで強引に引き寄せるシーンです!とにかく美しい一路さんトートなので、ベッドに足かけててもぜんっぜん下品な感じにならなくてすごい(語彙力)。トートの一人称を「私」じゃなくて「俺」にしてくれたおかげで重病の親と弟と祖父母と私が救われていますありがとう……拙者美しい男の一人称が「俺」なの大好き侍と申す……。

羽根はいったい何が!?

唯一気にかかったのがフィナーレで一路さんの背負った羽根です。トップスターといえばあの全方位に羽根がドサドサと伸びてスパンコールで彩られたでっっっっかい羽根を背負っているイメージなんですが、『エリザベート』でトートの姿をした一路さんが背負っているのは天使みたいな小さい羽根でした……。
「トートにはこちらのほうが似合う」という判断だったのかな?と考えていたものの、ググったら再演の他の方は普通の大羽根を背負っていたので余計に不思議に感じました。

この『エリザベート』初演は一路さんの退団公演でもあったんですね。あまりにもハマリ役で一路さんの他の公演も見てみたくなりました!

まとめ

「本当に見てよかった」「これを生で観劇した人がうらやましい」と心の底から思いました!一路真輝さんのお顔がほんとーに頭から離れません……。語彙力がどこかに旅立ってしまってトンチキな文章になっちゃいましたが、一度に語り尽くせる気もしないので、書きたいことを思い出したらどんどん足していきます!!