ヅカ初心者の雑記

宝塚歌劇団にハマりかけの干物女による雑記

『A-EN(エイエン) ARTHUR VERSION』(2015・月組)感想(スカステ)

全カットどこで止めても顔がいい(のきやで 心の一句)

作品概要

第1幕はミュージカル・コメディー『PROM LESSON(プロム・レッスン)』と題し、アメリカのハイスクールで卒業シーズンに開催されるダンスパーティー“PROM(プロム)”を巡って若者たちの葛藤や淡い恋模様を描き出すミュージカルを上演。なお、朝美絢主演版と暁千星主演版は、それぞれが違ったキャラクターを演じることによる、別バージョンとなります。

【ARTHUR VERSION(朝美絢主演)】学園一の「ツンデレ美男子」アーサーがうだつの上がらない残念女子と出会い、プロムに向けて究極の美少女にする為に「レッスンする」ラブ・コメディ。

第2幕はMidnight Show『A-EN MOONRISE(エイエン・ムーンライズ)』と題し、月をテーマとした数々の場面で、“A”の魅力を余す事なく“魅せる”熱気溢れるエンターテインメント・ショーを上演致します。  

野口幸作先生演出!ってことで、2部ではジャニーズの楽曲をたくさん歌っていました。

感想

全コマキメキメの少女漫画

朝美さん本当にすごくないですか?壁ドンとか顎クイとか限られたイケメンにしか許されないしぐさが全部似合う……。ストーリー自体は少女漫画で何万回も使い古されていそうな題材ですが、その「王道」のお話に説得力を持たせられる顔とお芝居でした。朝美さんの演じる等身大の男子高校生、ちょっと俺様だけど優しくて、思わず好きになっちゃうキャラクターがとても素晴らしかったです。
あと何といっても「What Makes You Beautiful」が良かったです!和訳でしたが歌詞もかわいらしく、とても印象に残るチョイスでした。朝美さんのお声は男役にしては少し高めに聴こえたものの、歌唱力があって歌詞が聴き取りやすいです。
それから輝月ゆうまさん演じるアーサーの親友・マイルズもド好みでした!少女漫画でも2番手ぽい男に弱いがちなのでこれはもう宿命(え?)

2部の華やかなショー

月組のスターさんに疎いのでたくさん名前を憶えられてお得でした(?)
Sexy Zoneの「Silver Moon」は朝美さんverでも暁さんverでも音程が低すぎて歌いづらそうに感じました。でも若手スターさんから漂う本物のアイドルみたいなキラキラ感……!夢奈さんの顔が本当に小さい。豆くらいしかないです。
そのあともKAT-TUNやタキツバとジャニーズ盛りだくさんメドレーでオタク的にはテンションが爆上がりでした。

何度も衣装変えがあり、ポスターにもあるアイドル全開衣装やラテンぽい衣装など様々なイケ朝美さんのお姿を楽しめましたが、鞭+軍服というエッTL漫画?(失礼)みたいな衣装にはびっくりしました。しかし似合っているのがすごい。
ショーでは輝月さんの歌もたくさん聴けました!今度専科に異動されるとのことですが、「A-EN」の時点でも歌唱力やお芝居が卓越していたので納得……!


なんというか王道の少女漫画にショーをくっつけたもの、なので感想らしい感想は出てこないんですが、とにかく朝美さんの美しさを多量に味わえる作品ですし、スカステで放送するだけでなくぜひ円盤化してほしいなあと思います。新人公演以外でこんなにもたくさん若手にスポットが当たることも珍しそう?です。暁さんVerは途中からしか録画できなかったので次の放送を心待ちにしています……!

独断だけで選ぶイケメンなタカラジェンヌさんの話

※本記事では「私の好みど真ん中の顔をしていらっしゃる!」という基準で「イケメン」と呼んでいます。もちろん各ジェンヌさんたちの魅力は顔だけではありません。「こののきやでとかいう女はこういう見た目の人が好みなんだな~」以外の何物でもない記事ですのでご了承ください。

お名前順で並べさせていただいてます!(学年順のほうがよいとは思うのですが、新参者ゆえ間違いがあったら失礼なのでお許しください)

縣千さん

kageki.hankyu.co.jp
172cmの長身にこのカッコよすぎる顔がついてるの、人類の奇跡では……?見た目が男役として完成しきっているというか、非常に恵まれた体格で肩幅もあって、大大大好きな面長!面長イケメン大好き太郎を金棒でボコボコにブン殴ってくれるかっこよさです(?)あと彩海せらさんとの並びもタイプの違う二人って感じで好きです。

朝美絢さん

kageki.hankyu.co.jp
いくら面長激推し女といえど朝美さんの名前を挙げないわけにはいかないです!!!数年前のFNS歌謡祭での『U.S.A』はバイト先で見ていて、確かにイケメンだ~~!と思ったのに、宝塚に興味がなかったので調べなかったんですよね……。イケメンウォッチャー失格です(え?)

朝水りょうさん

kageki.hankyu.co.jp
ピンク髪の朝水さんを見た私「K-POPアイドルの方でいらっしゃる???????」
面長のイケメンが好きだと言ったら友人が布教してくれました。シャープな顔立ちにつり目が爆イケですね。若手俳優畑の人にしか通じないかもしれませんが、くぼひでにめちゃくちゃ似てません?

聖乃あすかさん

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パーツ配置の神??????安定の綺麗な面長に太めの眉毛と垂れ目がソーキューティ~~~……。花男のときのような少し薄めの舞台化粧が映えるイケのメンの方だなと思います!(好みの問題)

瀬央ゆりあさん

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95期随一の男顔系イケメンだと個人的に思ってます!顔がド綺麗でそれぞれタイプが違うの、95期だけで乙女ゲーム作れそうですね(錯乱)
あと日本人女性の平均身長について考えると170cm越えがわんさか出てくる宝塚ってすごい。

鷹翔千空さん

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長身+面長+イケメンは勝利の方程式ですよ(え?)あと何気にくちびるの形がめちゃくちゃ好みで……。
スカステのなんかの番組でのお写真を拝見してえっ手大きくない??ってなったのも萌えポイントです。このかっこよさでまだ新人公演の学年って……すごい……(語彙力)


退団発表済みの方は入れなかったのですが彩凪さんとかも本当に顔がおイケになってると思います(;;)
顔の話ばっかりしている記事ですみません。春休み中毎日毎日スカステばかり見ていると、知らないスターさんについてたくさん勉強できてとても楽しいです……!


めちゃくちゃにどうでもいい自分語りなのですが、私は幼稚園の時『セーラームーン』のプリンスデマンドにハマり、小学生は『テニスの王子様』と『イナズマイレブン』にハマリ、そのあとは乙女ゲーム、あんスタ、若手俳優……と、人生でずっとイケメンの出てくるコンテンツにハマり続けてきました。
たまに百合漫画を読むことは好きで、アイマスと艦これは中学生の一時期に多少惹かれましたが、基本的には女性に興味を持つことがないド面食い女でした(三次元の女性アイドルも全然わからず)。
しかしタカラジェンヌは女性なのにめちゃくちゃにイケメンだし、一度イケメンだと認識すると、イケメンな上にかわいいとか2倍得では……?(謎思想)という考えに至りました。ありがとう宝塚歌劇団、ありがとう阪急電鉄
これを見て顔の好みが同じだぜ!となった方、ぜひ仲良くしてください(強欲)

『Sante!!』(2017・花組)感想(スカステ)

『Sante!!』がテレビ初放送されましたね!


私がYoutubeで『CASANOVA』の初日映像を見て初めて宝塚に興味を持った時、『CASANOVA』の視聴手段が円盤購入以外になく(=レンタル配信がされておらず)、とりあえずでレンタルした作品がこの『Sante!!』でした。
そのときも華やかな衣装、明日海さんの美しいお顔を見て「楽しいショーだな~」とは思ったのですが、少しだけ花組について勉強した今、あらためて見てみるといろいろな発見があってより面白かったです!

作品について

作品概要

『Santé!!』とは、フランス語で「乾杯!!」の意。世界各国で愛されるワイン。まるでワインを楽しむように、個性豊かで美しく華やかな宝塚の舞台に酔いしれて欲しい…。優雅で、気品溢れるワインのイメージは、まるで宝塚歌劇そのもの。様々な夢や愛、ロマンが詰まった街パリを舞台に“ワインを飲んで見る数々の夢”をテーマにお届けする作品です。明日海りおの新たな魅力に迫る、芳醇な香りと大人の雰囲気を放つレビュー。
https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2017/yamataikokunokaze/index.htmlより引用

初日映像

www.youtube.com

感想

(様々な意味で)デカすぎる女装のインパク

初手の男役4人(5人だったかも)による女装、天真さんと羽立さんの新喜劇に出てきそうな(褒めてます)女装、トップスター明日海さんの謎衣装による女装、水美さんの健康的な肉体美が遺憾なく発揮された女装と、とにかく女装がてんこ盛りでしたね……!!以前見たときは本当にスターさんを知らなさ過ぎて、明日海さん以外女装だとわからなかったんですよね(そもそも全員女性なのでこの表現が正しいのかはわかりません……)。

とくに瀬戸さんと女装水美さんが二人で踊るシーンはとても美しかったです!上半身の露出がかなり高めの衣装なので、ともすれば下品になりがちな場面かなとも思ったのですが、水美さんの肢体がいい意味で完成されすぎていて全くの杞憂でした。無駄な肉が一切ないというか、体つきがあまりにも男性的で驚きました……。腹筋も背筋もバッキバキで腕のラインが美・全開。その筋肉の塊みたいな水美さんを綺麗に持ち上げている瀬戸さんもすごすぎる。

カバー名曲が炸裂!

沢田研二の歌はどれも大大大好き(特に『お嬢さんお手上げだ』とかは花男のお手本!と言われる瀬戸さんにぜひ歌っていただきたい一曲)なんですが、『あなたに今夜はワインをふりかけ』もほんっっっっっっっとうにいい曲ですよね~~~!!!!!!!!!!!!
Amazonのレンタル版ではカットされていたように記憶しているので、スカステで見られて幸せです!この曲だけiTunesで買ってずっと聴いてます。
特に専科の美穂圭子さんの歌唱力が段違いで……。曲だけ聴いていたときは「酒も少し飲んでみたっていいさ」の部分は他の方が歌っているのかと思っていて、蓋を開けたら美穂さんのパートでびっくりしました。低音から高音までズバズバ歌えてカッコよすぎます。
シャンソン歌手に扮した美穂さんが『愛の讃歌』を歌う場面も歌声に引きずり込まれました!これも越路吹雪さんがカバーしたものが有名ですよね。衣装やウィッグも越路さんの趣を感じさせるもので、長い歴史を重ねた劇団の公演で、こういうOBに対する愛情(?)や尊敬が垣間見えるのって素敵だな、と思いました。

「ボンニュイ☆」と「シャルラ☆」がかわいい

この『Sante!!』のテーマソング、絶妙なダサさ()と中毒性を兼ね備えていてめちゃくちゃ好きです!特にウインクするときに眉だけでなく口角もぐいっと上げてバチバチの濃いめにキメる明日海さん、すき……。
私は娘役さんにあまり関心がないダメ人間(すみません)なのですが、仙名さんの歌声は歌詞が聴き取りやすく、音程も安定しているので好きです。特に最後「シャルラ……☆」でウインクする場面が明日海さんと対になっている感じでかわいらしかった……!

そのほかこまごまと

  • シンプルな黒燕尾で男役が一列に並ぶ場面、鳳月さんの足が3kmくらいあってめちゃくちゃ見つめちゃいました
  • 全体的に昭和チックでかわいい 文化や娯楽に関しては昭和の雰囲気がとても好きなのでのきやで得でした
  • スターさんの顔と名前が一致してるほうがやっぱり見ててたのしいのでもっと勉強したい
  • 衣装がスパンコールだけじゃなく色々ビーズやら何やらがついてぎらっぎらに発光しているので、めちゃくちゃ重そう

まとめ

先日に初日の幕が開いた『Cool Beast!!』も同じ演出家(藤井さん)による作品なんですね。来週が宝塚初観劇なので、『Sante!!』のおかげでますます期待値が高まりました。わくわくしすぎて遠足前の子供状態です(?)

二次オタが宝塚で舞台化してほしい作品を真剣に妄想する

こんにちは、のきやでです。
今日は「二次オタが宝塚で舞台化してほしい作品を真剣に妄想する」と題して、「宝塚で舞台化しやすいコンテンツって何?」という部分まで考えていきたいと思います。
一部過去に上演した作品についても触れていますが、何か間違った記述があればコメントにてご指摘くださるとうれしいです!

過去に宝塚で舞台化した二次元コンテンツたち

逆転裁判

履修していないので何とも言えないんですが、あまり見た目が華やかなコンテンツというイメージはないため宝塚で舞台化と聞いたときも不思議だな~と思いました。当時中学生だったんですが逆転裁判にハマっている知り合いは男の子のほうが多かったので、そこも疑問に感じたポイントでした。
これ3回も宝塚で舞台化してるってマジ……?となっています。

銀河英雄伝説

30代~40代の女オタクが履修していがちな作品という印象(?)の銀英伝。近年再アニメ化したり2.5次元サイドで再舞台化したりと活発な動きをしており、若年層オタクも増えています。

戦国BASARA

BARASA自体は腐女子・夢女子人気ともに高いものの恋愛要素がほぼ皆無な作品なので、宝塚で上演するのはそれはそれで難しそう……と、思っていたらオリジナルキャラクターの投下。こちらは以前WOWOWかBSかなんかで放送されたものを見たことがあります。
微妙に思う部分は多々ありましたが幸村を主人公に据えたこと(=政宗を主人公にしてオリキャラと絡ませたりしたらそれこそ暴動が起きますので……)は正解だったのかな、という印象です。

ベルサイユのばら

言わずと知れた「漫画原作のタカラヅカ作品」の金字塔的存在ですよね。原作に軸を寄せたオスカル編だけでなく、オリジナルの展開を含めた外伝作品も多数上演されています。
トップ娘役がマリー・アントワネットをやることが多いため、トップスター(主にオスカル?)と結ばれないことが特徴的に思えます。

ポーの一族

萩尾望都大先生の代表作。これもトップ娘役の扱いに困りそうな作品ですが、実際には仙名さんはシーラを演じていましたね。女性の出番が少なそうという点に目をつむれば、あの耽美な世界観はまさしく宝塚向けだと思います!
スカステで最近はじめて拝見したとき、明日海さんエドガーのはまり具合がものすごくて驚きました。

そのほかの作品

他にも少女漫画でいうと、

があります。

上記に挙げたものや少女漫画以外だと、

も舞台化されています。

宝塚で舞台化する作品の特徴について

まず、「少女漫画作品」は古いものから比較的新しいものまで、現代・ファンタジー等ジャンルを問わず舞台化されています。少女漫画にはなんだかんだと言っても「かっこいい男」「恋愛」のふたつが揃っているため、宝塚歌劇の作品としてはもってこいでしょう。

ジャンプ掲載のバリバリ少年漫画であるものの、『るろ剣』も上述の要素を持ち合わせています。今度雪組でやる『CITY HUNTER』も超~~~~~広い目で見たらどちらも含んでいると言えるような……(?)

しかし『逆転裁判』『戦国BASARA』なんかが舞台化されている点を見ると、恋愛要素は絶対条件ではないと考えてよいのではないでしょうか。原作に恋愛要素がなくても、あとから「ふんわり差し込む程度の余地」がある作品であれば、宝塚で舞台化される希望が持てるということです(適当)
逆にこの「余地」がない作品とは何かというと、人気絶頂でファンが過激である(特定のコンビやキャラクターの人気が高すぎて、改変が大変危険な)コンテンツ全般です。

さて、上記を踏まえつつ、独断と偏見しかない「宝塚で舞台化してほしい作品」について語っていきたいと思います~!

宝塚で舞台化してほしい作品

BLACK BLOOD BROTHERS

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https://fantasiabunko.jp/product/2005blkbs/200805000130.html より引用

赤い帽子の男性(吸血鬼)×中央女性(OL)+金髪ショタ(吸血鬼)のライトノベルです。恋愛あり、かっこいい男あり、しかも吸血鬼ものと舞台化にいい感じの要素が揃っていると思います……!!!!
老若男女、キャラが大量にいるのである程度スターさんに寄せることができますし、男女の登場バランスがちょうどよいです。
カサンドラは絶対に男役が演じてほしい

『異国館ダンディ』

金持ちの孤独な腹黒イケメン×元気いっぱい義理の妹という少女漫画です。こちらも恋愛とかっこいい男を揃えていて、義理の兄妹という萌え要素つき。登場キャラの幅はやや狭めであるものの、原作が7巻完結(で寄り道してる短編も多め)なので、一本物としてちょうどいい長さになりそうな気がします。
柚香光さんがまんますぎるのでほんと演じてほしい

スカーレット・ウィザード

宇宙一の海賊×巨大財閥の総帥で宇宙一の戦闘機乗り、戦闘民族×戦闘民族のバチバチSFライトノベルです。
やるなら男役が女性側を演じることになると思います、二人ともゴリゴリという設定なので……!!
トップ娘役はジンジャーかダイアナになるため、『ベルばら』に近い形式になりそう。戦闘機やら宇宙船やらどうするのって話ですが、BASARAや銀英伝ができたならまあ何とかなるだろうという精神です(?)
同作者の『デルフィニア戦記』が近年2.5次元舞台化しましたから期待したいところ。

血界戦線

jumpsq.shueisha.co.jp
去年マーベラス2.5次元舞台化していましたが、宝塚でもやってほしい作品です!!!!!ただ、トップスターをレオナルドに据えるのは無理がありすぎるため、やるならスティーブンを主人公にスピンオフとかそういう形かな……。その場合、くっつけはしなくてもチェインをトップ娘役にさせて見せ場も作れますし。
世界観がオシャレでキャラクターも多彩、結構いいと思うんですがどうでしょうか(!?)

ヤマトナデシコ七変化

以前亀梨君とか手越君とかでドラマ化もしていた少女漫画作品。
孤独なヤンキー×根暗少女の組み合わせは王道ですが、宝塚の手にかかればきゅんきゅんな作品に仕上がること間違いなしなので(??)
イケメン4人衆もそれぞれタイプが異なるので、スターさんにあてはめやすいと思います!友人枠としてほかの娘役さんも出しやすそう。

まとめ

こういう妄想をしていると一日があっという間に過ぎていくなと思いました(?)
気が向いたら第二弾もやりたいです!

『CASANOVA』(2019・花組)感想(WOWOW)

私が宝塚歌劇団に興味を持ったきっかけであるこの作品について、感想を書き留めておきたくなったのでブログ記事にしました……!

作品について

作品概要

数々の女性と浮名を流し、ヴェネツィアの風紀を乱した罪で「鉛屋根の監獄」に投獄されたカサノヴァは周到な計画を立て、見事脱獄を果たす!!……折しもヴェネツィアカーニヴァルの日を迎えている。その人混みに乗じて逃亡を試みるものの、脱獄したカサノヴァがカーニヴァルに紛れている事に気がついた街の女達がこぞって彼を助けようとしたばかりに、かえって大騒動となる!!……その最中、カサノヴァは一人の女性と出会う。修道院での行儀見習いを終えたばかりというヴェネツィア総督の姪、ベアトリーチェ。彼女との出会いが、カサノヴァの運命を大きく揺り動かして行く。
理想の愛を求め、彷徨い続けるカサノヴァが最後に辿り着くところとは……
花組公演 『CASANOVA』 | 宝塚歌劇公式ホームページより引用)

初日映像

www.youtube.com

この初日映像をYoutubeで見たことが興味を持つきっかけでした。
(かなりの偏見なんですが)宝塚のメイクといえば青いアイシャドウに濃い口紅……みたいな、古い印象で止まっていたんですよね。それが明日海さんのカサノヴァの顔をひとめ見て「何このイケメン!?」となり(確か2020年秋)、ちょうどWOWOWで放送するというので見てみることにしました。

感想やら何やら

楽曲がどれもキャッチー

一番印象的だったのが、パレードでも最後に歌っている『人生には恋と冒険が必要だ』です。一度聴いてから一生家で口ずさんでしまうレベルに大好きな曲になりました……。
宝塚では男性の人物も女性が演じられるので、その「男役」をより男性らしく見せる存在として娘役さんが際立つのかな、と考えているのですが、白い衣装を着たカサノヴァが真っ赤なドレスの美しい女性たちに囲まれ歌う姿はメチャクチャにかっこいい!!この曲はカサノヴァの人生の信条でもあり、今までの生き方を象徴するような一曲でもあります。

誰にも縛られず、愛の赴くままに生きてきた、と述べるカサノヴァが『人生には恋と冒険が必要だ』とバルビ神父に歌いかけた直後、今度は真逆と言ってもいいくらいの『ひとつの愛、ひとりの人』。「1000人を抱いた」と豪語するカサノヴァが、まだ見ぬたった一人の理想の女を夢見て語るように優しく歌うこの曲は、彼の持つアンバランスな魅力そのものだと思いました。
女遊びを知り尽くした熟練の男でもあり、初恋を待ち望む少年のようでもある。そんなカサノヴァが美しすぎる明日海さんにぴったり(;;)

続いて少し飛びますが『馬車にて』……。
宝塚でラップとかあるの!?!?!?!?!?!?!?(錯乱)
人生でまったくヅカに触れてこなかった女、ショック死です(??)。しかもほんっとーにこれもメロディーが特徴的な曲!
サビっぽい「祭り騒ぎを抜け出して ドナドナ馬車で駆けていく」の部分、ずっと聴いていられるくらい大好きです。このときのベアトリーチェの楽しそうな様子は、確かにラップに乗せるのが一番伝わってくるし本当演出か作曲家かわからないけど天才です……。この馬車の中での4人のワチャワチャ感もかわいらしい。ダニエラと神父が地味にいい感じになってたり、ベアトリーチェとカサノヴァが急接近したとき後ろで「ヒュ~ヒュ~♪」みたいなお芝居をしてるのも好き……(語彙力)

そのあとは、『CASANOVA』におけるシリアスめの場面を一手に担っている『私を愛して』
ヅカど初心者の私は「この女性めっちゃ歌うまい!!美人!しかも旦那(コンデュルメル)より背が高そう……」と思って調べたら男役でたまげました。男役のスターさんが女役を演じられることも珍しくないのだと初めて知りましたが、たしかにコンデュルメル夫人の妖艶なうつくしさ……!べらぼうにスタイルがいいし腕や足の露出がえっちでドキドキです(?)
『私を愛して』はこのあとも何度か歌われますが、鳳月杏さんの素晴らしすぎる歌唱力で、より悲痛に心に訴えかける曲でした。

『自由に生きて、強く死ぬ!』も大大大好きな曲です!!この曲がのびのびと歌われているおかげで、カサノヴァと同じ時代を生きたひとたちがどんな風に考えて生き抜いていたのかがよく分かります。「強く死ぬ!」という言葉はなんだかショッキングなイメージもありますが、偉ぶった官憲たちがのさばる中でも自由主義の人々は一日一日を思うままに生きている、と、登場人物たちの世界が味わえます。

少し飛びますが、2幕『愛を恐れずに』ベアトリーチェを大好きになれる一曲。ディズニーっぽさがある……あるよね???(圧)
結婚したいと思えるくらい好きになった人が実はカサノヴァで、自分自身は望まぬ婚約者を作られて……そんなベアトリーチェが悩みを振り切って歌うこの曲では、カサノヴァから教わった「自由」とは何なのかを、彼女自身の解釈を加えて導き出しています。

以上が『CASANOVA』で特に好きだった楽曲たちなんですが、普段の記事に比べて語りすぎている時点で、この作品から受けた衝撃の大きさが伝われば幸いです()

どのキャラクターもついつい愛してしまうかわいさ

カサノヴァが主張する「愛する自由」は確かに一理あるものの、やっぱりどこか無責任です。そんな彼がベアトリーチェという運命の女性と出会い、彼女から学びを得て「本当の愛」「本当の自由」を知るという物語は、ベタでも心に響きました。
ベアトリーチェは恋に恋する世間知らずな一面はあっても、学があり思いやりもできる素敵な女性です。コンスタンティーノとの結婚は断ってもカサノヴァについていかずヴェネチアに残る、という選択をした姿に共感が持てました。何というか、「運命に翻弄されているだけ」「気が強いだけ」の女性は苦手なんですが、ベアトリーチェの性格はそのあたりのバランスがとてもよくて大好きな女の子です。
ベアトリーチェの周りにいるダニエラや総督、みんな彼女を「総督の娘」ではなく一人の意思ある女性として接しているのも素敵でした……!

悪役に属するであろうコンデュルメル・コンスタンティーノが憎めない性格なのもかわいかったです!カサノヴァを捕まえるのに仮面舞踏会を企画しちゃうとか、ぽんこつ加減も含めてなんだかんだ部下から愛されてそう。
最後、倒れた夫人にすぐさま駆け寄って「誰か助けてくれ……!」と叫んでいるシーンも「子犬ちゃんじゃん……(?)」と思いながら見ていました。二人幸せになってくれ~~~!

まとめ

話の風呂敷を広げすぎないというか、「本当の自由・愛」という本来難しいテーマに対して、カサノヴァとベアトリーチェという、あくまでも二人の関係からアプローチをしているのがわかりやすくて面白かったです!
こんな素敵な作品があることをもっと早く知りたかったな……と思うばかり(その頃は別の趣味にドハマリしていました)。これからもっともっと宝塚の作品について知っていきたいです。

4月前半のタカラヅカ・スカイ・ステージで見たいもの(自分用メモ)

最近突然宝塚歌劇団にハマりだしたのきやでです。
よくスカステで気になった番組をうっかり見逃してしまうので、自分用にメモしようかな……という、誰の得もない記事です。

4/1~4/4

04/01 08:00~ 『夢みるチカラ#1「苣木紀子(帽子作家)×鳳月杏」』
04/01 22:45~ 『「TO THE NEXT TAKARAZUKA」開催記念 DAIaMONd night―Special Edition―』

04/02 09:00~ 義経妖狐夢幻桜('18年雪組・バウ・千秋楽)』
朝美さんの顔面美を見たら朝からいい一日が過ごせそう。
04/02 14:30~ New Wave! -花-('13年花組・バウ・千秋楽)』
この間の放送が野球と被ってしまって飛び飛びでしか見られなかったので……(;;)
04/02 20:00~ 『Sante!!~最高級ワインをあなたに~('17年花組・宝塚)』
Amazonでレンタルしたときめっちゃよかったので、スカステでも放送すると知りハッピー!
04/02 22:45~ 『「TO THE NEXT TAKARAZUKA」開催記念 今宵は光とレイとショー!?Special Edition』

04/03 23:00~ 『彩凪翔 1Day Special LIVE 「Sho-W!」('20年)』

04/04 19:00~ 『35th Anniversary 夢の71期スペシャトーク~清く正しく逞しく~』

4/5~4/11

04/06 08:00~ 『夢みるチカラ#6「佐藤朋子(カービング作家)×水美舞斗」』
04/06 19:15~ 『音楽の宝箱スペシャル~珠玉の歌声をあなたに~』
望海さんと礼さんが出るやつ。

04/07 08:00~ 『夢みるチカラ#7「小川郁子(江戸切子作家)×月城かなと」』
04/07 19:00~ 『LOCK ON!-スター徹底検証-#26「望海風斗」』
04/07 00:30~ 『EXCITER!!2018('18年花組・全国・千秋楽)』

04/09 08:00~ 『夢みるチカラ#9「玉木新雌(播州織作家)×朝美絢」』
04/09 12:45~ 『マスカレード・ホテル('20年花組・ドラマシティ)』
かっこいい瀬戸かずやさんを全身に浴びたい(?)

04/10 14:45~ 『SUPER VOYAGER!-希望の海へ-('18年雪組・東京・千秋楽)』
全国のほうだと朝美さんがいなかったので……!

4/12~4/18

04/12 08:30~ 『素敵☆夢のひととき#1「瀬戸かずや」』
04/12 12:00~ 『PR×PRince('19年雪組・バウ・千秋楽)』

04/13 19:30~ 『A-EN('15年月組・バウ・千秋楽 ARTHUR VERSION)』
野球と被りそうで怖いけど何としてもテレビを勝ち取る(;;)

04/14 19:30~ 『A-EN('15年月組・バウ・千秋楽 ARI VERSION)』

04/16 08:00~ 『夢みるチカラ#14「下 有紀子(ジュエリーデザイナー)×瀬戸かずや」』

04/18 21:00~ 『DANCE OLYMPIA-Welcome to 2020-('20年花組東京国際フォーラム ホールC)』

スカステたのし~~

こうして見ると自分は花組雪組(とちょっと月組)が気になっているみたいです。入るときはお高めだな~と感じたスカステですが、実際には放送内容もとても満足のいくものばかりで、面白い番組が盛りだくさんなので加入してよかったです!(しめ方から漂うステマ感)

『エリザベート』(1996・雪組)感想(U-NEXT)

何度も再演されている作品なのでどれをレンタルするか悩んだんですが、「初演が一番癖がない」という先人の言葉(?)を信じてこちらにしました。結果大正解だったと思います……!!
書きたいことはたくさんあるのにうまくまとめられる気がしない!

作品について

作品概要

ハプスブルク家の皇妃エリザベートの生涯を描いたウィーン発のミュージカルを、「死」トートを主人公に、小池修一郎が潤色・演出。トートとエリザベートの哀しい恋に焦点を当て、宝塚ならではの作品として96年、雪組で初演され大ヒット、各組での再演に至った。トートの妖しい美しさが男役の虚構性とマッチして、宝塚ならではの魅力を醸し出す。また自由を希求するエリザベートの心情は現代人にも通じる。
https://shop.tca-pictures.net/tcaonlineshop/shop/goods/?ggcd=TCAD-010より引用)

再演を重ね、東宝でも人気の演目らしいですね(私は.5以外の舞台に疎くて知りませんでした)。見ていてずっとドキドキしっぱなしであっという間に感じました……!

感想

一路真輝さんの全てに虜

まず私はきゅっと丸い小顔よりも面長で鼻筋がシュッとしてる顔がめちゃくちゃ好きです。加えて金髪ロン毛のイケメンに弱いので、一路さんのトートはもう、一目見てメロッメロになりました。宝塚歌劇団が提供してくれるノーブルなイケメンはいつも二次元オタクの想像を軽々と超えてきやがるぜ……!

もちろん超美しいお顔は魅力の一端に過ぎませんでした……!!少し歌われただけでその圧倒的な歌唱力がヅカ初心者の私にも非常にわかります、とにかく歌が上手いこと上手いこと(;;)
音程が合っていて声が出ている、とかそれだけの話ではなくて、歌声がとっても感情表現に富んでいて、トートの悲しみ・喜びが伝わってきました。物語中ほとんど表情の変わらないトートから、エリザベートを深く愛している気持ちが感じられるのは、ひとえにこの素晴らしい歌のおかげだと思います!

一路さん演じるトートの佇まいは他の人間とは明らかに一線を画していました。フランツ・ルドルフ・エリザベートが年を取っていったり精神的に疲弊していく中でも、トートの美貌だけは決して衰えることがない。歌声やセリフの声色はフランツと結婚したことに対してヤキモチガン焼きしてる(※主観です)のに、表情には全然出ないんですよね。
ていうか見てすぐにこのブログ書いてるのにすでにだいぶ記憶障害を起こしていて「とにかく一路さんのトートが美しかったな……」って頭がポワポワしています。これが恋??(は?)

衣装もフィナーレの白い服と途中のマツケンサンバみたいな金ぴかを除くと暗い色合いのものが多かったですが、全部似合っていて見とれてばかりでした。特に好きだったのがフィナーレの羽根背負ってるときの服・上下ワインレッドのベロア生地の服・襟の部分がモコモコしてる黒いコートです!!(語彙力)
加えて黒のロングブーツ!!はっちゃめちゃにセクシーじゃないですか!?

他の方と並んでいるのを見ると、一路さんって男役にしてはあまり背が高くないな、と感じたのに、一路さんが一人で舞台に立っているとき、映像からでもわかる人間離れしたオーラ。本当にこんなトップスターが1996年の舞台上にいたなんて信じられないです。

一路さんの元々の美麗な容姿に加えて、美しい所作と豊かな歌唱がより魅力的に見せてくれたのかなと、ずっと余韻にひたってしまいそうです……。

全員トップレベルに歌ウマ

ここまで一路さんをべた褒めしまくっちゃいましたが、他の主要スターさんも軒並み歌ウマでびっくりしました(何せ主要キャストが全員トップスターになってらっしゃる……)。
フランツ役の高嶺ふぶきさん・ルドルフ役の香寿たつきさん、どちらも深みのある歌声で、全員に歌唱力があるからこそこのド難しそうな演目を大成功に収めたんだな~と感動しました。
とにかく誰もかれも歌いっぱなしですよね?!

ユメジョ的には少女漫画的楽しみ方も全然できる

見る前は「エリザベートって重めの演目っぽいし、カタカナと歴史に弱い私が見て面白いのかな?」と考えていました。確かに物語の深い部分を考察できるような力は私にはないのですが、面食い女オタクでも「どえらいもんを見た……」と思えるほどに、『エリザベート』は表層だけでも十二分に楽しめる作品でした!
言ってしまうと、さすが宝塚なだけあって胸キュンシーンがそこかしこにありました……!!

二次元畑出身の女オタクとしては、「人ならぬ美形×巻き込まれた少女」というモチーフは軽率に萌えがちなものの筆頭だと思うんです(最近だとツイステや刀剣乱舞など)。
一路さんの演じるトートが黄泉の国へ訪れたエリザベートを見て恋に落ちるシーン、間違いなく少女漫画でしたよね!?「生きた彼女自身に愛されるため」にエリザベートを生き返らせ、それは結果としてフランツとの結婚につながってしまう。それでも人ならざる身のトートは何十年でもエリザベートを待ち続ける。彼女と「最後に踊る」のは自分であると大いなる確信を持ったうえで、最後はエリザベートにその手を掴まれてふたり天上へ向かう。
上記の流れ、ほんとシリアスめの少女漫画で絶対ありません?花とゆめに連載されてたに60000000票です……。

一番きゅんと来たのはベッドに片足を載せて足ドン、からのエリザベートの顔を掴んで強引に引き寄せるシーンです!とにかく美しい一路さんトートなので、ベッドに足かけててもぜんっぜん下品な感じにならなくてすごい(語彙力)。トートの一人称を「私」じゃなくて「俺」にしてくれたおかげで重病の親と弟と祖父母と私が救われていますありがとう……拙者美しい男の一人称が「俺」なの大好き侍と申す……。

羽根はいったい何が!?

唯一気にかかったのがフィナーレで一路さんの背負った羽根です。トップスターといえばあの全方位に羽根がドサドサと伸びてスパンコールで彩られたでっっっっかい羽根を背負っているイメージなんですが、『エリザベート』でトートの姿をした一路さんが背負っているのは天使みたいな小さい羽根でした……。
「トートにはこちらのほうが似合う」という判断だったのかな?と考えていたものの、ググったら再演の他の方は普通の大羽根を背負っていたので余計に不思議に感じました。

この『エリザベート』初演は一路さんの退団公演でもあったんですね。あまりにもハマリ役で一路さんの他の公演も見てみたくなりました!

まとめ

「本当に見てよかった」「これを生で観劇した人がうらやましい」と心の底から思いました!一路真輝さんのお顔がほんとーに頭から離れません……。語彙力がどこかに旅立ってしまってトンチキな文章になっちゃいましたが、一度に語り尽くせる気もしないので、書きたいことを思い出したらどんどん足していきます!!